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2015/10/30 

東京ではひとりあたり約4坪!オフィスの広さは【従業員数×ワークスペース面積】で決めよう

オフィスの移転を考えるきっかけはなんでしょうか?会社の成長により、少しグレードアップした土地に引っ越すため、アクセスを良くするため、と様々なきっかけがあると思いますが、「従業員が増えて、オフィスが手狭になったから」というきっかけも決して少なくないでしょう。

オフィスを見渡した時に、人口密度が高い気がする、狭い通路で人とすれ違うことが増えた、など、オフィスと従業員の数のバランスは「なんとなく」で判断してしまいがちですよね。

なんとなく狭い、と感じているのであれば、新しい物件もなんとなく、今のオフィスより広いところ、と選んでしまうこともあるでしょう。しかし、オフィスと従業員の数のバランスは「なんとなく」ではなく、基準にすべき数値があるのです。

従業員数が増えたので、広いオフィスに引っ越したいと考えている方は、「従業員数xワークスペース面積」の法則を覚えておきましょう。

ワークスペースはどれくらいとればいい?

従業員ひとりあたりが会社内で使う面積がワークスペースです。

ひとりあたりの最低ワークスペース面積は約4坪とされており、ワークスペースの適正な広さは、どんな業務が中心の会社かによって変わってきます。営業が中心で、従業員の外出が多い会社では約2坪のところもありますが、多くの従業員がデスクワーク中心なら約4坪、外資系の会社では約5坪以上と広く使っているところもあります。

この「ひとり4坪」を基準に、「従業員数x4坪」で、移転先のオフィスの広さを決めていきましょう。

ゾーニングってどうするの?

ゾーニングとは、物件の面積を用途別に整理し、機能的な配置をすることです。せっかく広いオフィス物件を借りても、使いにくい、無駄が多くて広々と使えない、ということが起こってしまっては意味がありません。

従業員数とワークスペース面積を考慮してオフィス物件の面積を決めたあとには、ゾーニングを考慮して、使いやすいオフィスを作る計画を立てましょう。

ワークスペースは、従業員が実際に仕事をする「執務スペース」、会議室やコピー機などが置いてある「業務支援スペース」、役員が集まったり会議をする「役員スペース」、従業員が移動するための「通路スペース」、リフレッシュルームなどコミュニケーションをとるためのスペースである「生活支援スペース」、サーバーを置いたり文書を保存する「情報管理スペース」などに分かれます。

執務スペースは全ワークスペースの50%から60%を占めるとされ、従業員が長く過ごす場所もこの執務スペースであるため、ゾーニングの中心もこの執務スペースになります。

あらかじめ、各スペースにどれくらいの面積を割り振るかを決め、デスクや棚の配置を決めていきましょう。

どこに何を置くか?を考慮しがちですが、実は大切なのは「通路スペース」です。通路スペースをどこにどれくらい確保するか?を考えることによって、適切な家具の配置も自然と決まってきます。

どの場所にどれだけの人が通るか?を考えて、通路幅を決めるところから始めましょう。

オフィスに欠かせないデスクの配置タイプ

デスクを一台も置いていないオフィスはおそらくないでしょう。最近では様々なレイアウトのオフィスがあるため、デスクの配置にも違いが出てきます。

オフィスには従業員が全員、作業ができるだけのデスクが必要なので、オフィスにおけるデスクの配置はオフィスレイアウトの多くを占め、従業員が実際に作業する上でのモチベーションや効率も大きく左右する要素です。

デスクの配置陣形を大きく分けると、対向式・背面式・フリーアドレスの3つになります。

対向式は数台のデスクを向かい合わせて「島」を作るタイプの陣形で、従業員同士のコミュニケーションが取りやすく、グループを作って取り組む仕事の多い会社に向いています。

使うスペースも少なくて済む、基本的な陣形ですが、デメリットは向かい合うデスクに座る従業員の視線が気になってしまうという部分です。遮断できる適切な高さの仕切りを配置することで解消できるため、デスクの配置と一緒に検討しましょう。

背面式はデスクを壁に向かって配置するため、従業員ひとりひとりが作業に集中できる空間を作ります。プログラマーやデザイナーなど、クリエイティブな仕事が多い会社に向いている陣形といえるでしょう。

スペースの確保が難しいため、すべてのデスクを背面式にするのは難しいでしょうが、対向式のデスク陣形と合わせて、集中力が必要とされる業務を担当する従業員にはこのデスク陣形を割り当てるといいでしょう。

フリーアドレスは従業員の人数分のデスクを用意し、各々の固定席を決めずに使う陣形です。営業職が多く、外出している従業員が常にいる、というような会社にはとても向いています。

省スペースが実現できるうえに、毎日違う従業員の隣に座って仕事をするため、コミュニケーションが活発になる傾向があります。デメリットとしては集中しにくい環境になりやすいため、プログラマーやデザイナーなどのクリエイティブ職には向かないというところです。

限られたオフィス面積でも快適な空間を

オフィスは広ければ広いほど良いというものではなく、広すぎるオフィスにはコミュニケーションコストが掛かったり、光熱費や冷暖房費が多く掛かってしまったりというデメリットがあります。

従業員数や事業内容などをふまえた、ちょうどいい広さのオフィスに引っ越して、快適かつ効率的な仕事空間を作りましょう!

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