電源の数や配置を確認しておきましょう
最近のオフィス内では様々な電子機器を使用することが増えており、一人あたりの使用するコンセントの数も、数十年前とは比べ物にならないほど多くなっている傾向があります。
パソコンの本体用の電源に加えてモニター用の電源はもちろん、データバックアップのための外付けハードディスク、ノートパソコンやスマートフォンの充電用、更には電話機、プリンタもあります。空気清浄機やサーキュレーターなどの福利厚生設備も忘れてはいけません。これらの電源は、必要数がないと延長コードなどで無理やり配線を引き回すことも多いようですが、タコ足配線になった結果、必要以上の電流が流れて回路を破損させたり、オフィス内停電の原因になる場合もあるので、オフィスに移転する前にある程度の数の電源設備があるかどうか程度は確認しておく必要があるでしょう。
そうは言うものの、中々条件に合致する物件が少ないこともあるでしょうから、その場合は移転前にある程度増設工事を行なっておくことも検討されてはいかがでしょうか。無理に最初から電源のある物件を借りるよりも、最終的に安く上がるかもしれません。