移転マニュアル
担当者を置くようにしましょう
事務所移転は簡単なものではありません。少なくともその引越しの間は業務が止まってしまいますので、なるべく早く、そして遅延しないように円滑に終わらせることが大変重要になります。事務所の引越しは、大抵引越し業者が行ってくれることが多いと思いますので、荷物の運搬については安心して任せることが出来ます。私たちが特に注意しなければいけないのは運搬以外のことです。オフィスビルの引越しでよくあるのが、移転先のビルが休日で玄関が開いてないということです。もちろん事前に打ち合わせや連絡をしていなければならないことですが、連絡引き継ぎがうまく出来ておらず「聞いていない」というケースも少なくありません。引越しの前日及び当日には確認の電話を入れておくようにしましょう。また、荷物だけが先に届いてしまい移転先に誰もいない、或いは部屋の鍵がまだ借りれてなくて入れないという失敗もあります。当日は出来るだけ移転先に一人だけでもいいので担当者を駐在するようにしましょう。また、いくら引越し業者が荷物を運んでくれると言っても、意外と当日になって「これは運んでいいものかどうか」「元々あった備品なのか」の判断が必要な場合があります。移転前の事務所にもその判断が出来る担当者を置くようにすることもお忘れなく。